応用編で作るプログラムの画面サンプルは下記のイメージです。 |
第12回 「レース一覧表」作成・・・"RA_RACE"のコードを日本語化して、分かりやすく表示するだけのもの。
基礎編(第4回)で作るプログラムの結果
下図は第4回のプログラムの実行結果画面の一部です。”M”列の競走種別や”P”列の最若年条件などのデータは数値になっていてこのままでは内容がよく理解できません。

応用編の第12回で作成するプログラムの実行結果の画面は下図で、上記項目などが意味のある用語に変換されています。

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第13回 「前3走データの抽出」・・・"SE_RCOV"と"RA_RCOV"データから前3走分のデータを抽出します。
予想ソフトではよく、1走前・2走前・3走前のデータがほしいときがありますが、あれです。といっても簡易版ですが、実用上は問題ないと思います。前5走に変えることも簡単にできます。
下図がその結果画面の一部です。各馬のデータが3個ずつ表示されています。一番最初が”前走”、2番目が”前々走”、3番目が”3走前”です。

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第14回 「時系列オッズの分析」・・・単複オッズと馬連オッズについて、1番人気〜3番人気のセル枠の色分け、前回オッズから、オッズが大幅に変化したものをセル色付けなどして、変化をビジブルにします。また任意の時刻や発走何分前という指定時刻のオッズを表示することもできます。単複オッズでは、単勝・複勝の人気順に、馬連では単勝1番人気を基準にした組み合わせオッズを表示します。
下図は、単勝の時系列オッズの分析例です(途中を省略)。例は日曜12Rのもので、発走時刻は16時10分ですが、”D”列の発表時刻を見ると最初は19:39となています。つまり前日土曜日の夜から発売されていることが判ります。”W”列の「単勝票数」は発売された単勝馬券の金額で単位は”万円”です。”E"列〜”V”列までは馬番で、オッズが時間とともに表示されますが、このレースは13頭なのでデータがない列があります。
セル枠で1番人気が赤、2番人気が青、3番人気は緑色で表示しています。セル自体が赤や黄色の部分がありますが、これはその前の時刻に比べてオッズの変化量を示します。
「番号」列は発表時刻毎の回数で最後は219回、つまり数分毎に発表されたオッズデータが219回あります。最終オッズは発売締め切り後の時刻で終わります。単勝票数の変化を見ると、締め切りの数分前から馬券が一気に買われていることが判ります。
この時点でずっと2番人気だった馬番4と3番人気だった馬番6とが逆転していることが判ります。
ちなみに結果は、締め切り直前で2番人気にアップした馬番6が1着、1番人気だった馬番2は2着、馬番4は着外(3着は馬番8)でした。残念ながらこの直前から締め切り後の変化はデータでは見ることができませんが、競馬場でオッズをつぶさに見ていれば3分前の変化が判るかも。
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